四條畷市内での出店や商圏調査の起点となるJR忍ケ丘駅前

起業・創業・事業継続

四條畷で、商いを始める。相談から開業後まで、順番が分かる。

創業相談、事業計画、資金、許認可、補助制度、開業後の販路づくりを、契約や支出の前に確認する順番でまとめました。

Photo: Nankou Oronain · CC BY-SA 3.0(2012年撮影)

相談先と次の一手を決める

誰に相談し、何を持ち、
次に何をするか。

起業は、会社を作ることだけではありません。副業、個人事業、小さな店舗、在宅の仕事、地域の困りごとを解決する活動も入口です。このページでは、四條畷で初めて事業を考える人が、相談先、資金、許認可、開業後まで迷わないよう、実際に動く順番で整理しています。

まだ形が決まっていない人へ

まず、近い始め方を選ぶ。

どれか一つに決める必要はありません。今の考えに近い入口を選び、相談しながら変えていけます。

01小さく試したい

副業・個人事業から始める

少ない固定費で需要を確かめたい人向けです。勤務先の副業規定、確定申告、社会保険、許認可を確認し、生活費と事業資金を分けます。

02店舗を持ちたい

物件契約より先に相談する

飲食、美容、福祉、製造などは、物件が許可基準に合うかが重要です。契約・改装・設備発注の前に商工会と担当行政へ図面を持参します。

03会社にしたい

法人化の目的から考える

信用、共同経営、採用、資金調達、責任範囲を考えて選びます。法人は設立費だけでなく、赤字でも生じる税や社会保険の負担があります。

04地域課題を解きたい

利益と社会的な目的を両立する

株式会社だけでなく、個人事業、一般社団法人、NPO法人なども候補です。寄付・会費・事業収入のどれを中心にするかで、適した形が変わります。

四條畷市商工会に隣接する市民総合センターの外観
四條畷市市民総合センター Photo: Suikotei · CC BY 4.0

四條畷市のワンストップ相談窓口

最初は、四條畷市商工会へ。

四條畷市、四條畷市商工会、枚方信用金庫忍ケ丘支店、日本政策金融公庫守口支店の4者が連携して、創業希望者と創業5年未満の事業者を支援しています。相談時には、事業の案、開始時期、自己資金、候補地、困っていることをA4用紙1枚に書いて持参します。

所在地
〒575-0052 四條畷市中野3丁目5番23号
受付
月曜日〜金曜日 9:00〜17:15(祝日・年末年始を除く)
電話・FAX
072-879-1656 / FAX 072-879-1880
最初に伝えること
何をしたいか、誰に届けたいか、いつ始めたいか、自己資金、候補地、今いちばん困っていること

目的ごとの相談先

一か所で終わらない。役割で使い分ける。

同じ計画を複数の窓口に見せると、経営、行政、資金、税、雇用の見落としを減らせます。電話では「四條畷市で創業予定」と最初に伝えてください。

01最初の整理・事業計画

四條畷市商工会

市のワンストップ相談窓口です。経営、財務、人材育成、販路開拓、創業セミナー、特定創業支援等事業を相談できます。

住所
〒575-0052 四條畷市中野3丁目5番23号
02市制度・行政の入口

四條畷市 産業振興課

創業支援、中小企業支援、金融あっせん、市の補助制度を担当します。どの行政窓口へ相談すべきか分からないときの入口です。

住所
〒575-8501 四條畷市中野本町1番1号 東別館1階
03政府系の創業融資

日本政策金融公庫 守口支店

創業前・創業直後の事業資金を相談できます。対面またはオンラインの予約相談があり、申込みには事業計画と資金の根拠が必要です。

住所
〒570-0094 守口市京阪北本通4番10号
04地域の金融相談

枚方信用金庫 忍ケ丘支店

市の創業支援計画で連携する地域金融機関です。融資だけでなく、資金繰りや地域支援ネットワーク型融資の取扱いを確認します。

住所
〒575-0003 四條畷市岡山東2丁目1番32号
05保証付き融資

大阪信用保証協会 門真支店

四條畷市を担当する公的な保証機関です。担保力が十分でない中小企業・創業者が金融機関から借りる際の信用保証を相談できます。

住所
〒571-8567 門真市新橋町34番21号 信用保証ビル
06何度でも無料の専門相談

大阪府よろず支援拠点

国が設置した無料経営相談所です。創業、売上、商品、広報、IT、デザイン、知財などを専門家に相談でき、課題が曖昧でも利用できます。

住所
〒541-0053 大阪市中央区本町1丁目4番5号 大阪産業創造館2階
07税務・開業届・青色申告

門真税務署

四條畷市を管轄します。個人事業の開業届、青色申告、法人税、消費税などの国税を扱います。窓口相談は事前予約が必要です。

住所
〒571-8545 門真市殿島町8番12号
08採用・雇用保険

ハローワーク門真

四條畷市の事業所を管轄します。求人申込み、採用、雇用保険の相談窓口です。求人窓口と雇用保険窓口は受付終了時刻が異なります。

住所
〒571-0045 門真市殿島町6番4号 守口門真商工会館2階

構想から開業後まで

初めてでも迷わない、10の手順。

順番を飛ばすと、物件が許可基準に合わない、補助対象外になる、運転資金が不足するといった問題が起きやすくなります。

  1. 01

    誰の、どんな困りごとを解決するか

    『四條畷市民全員』ではなく、利用者、時間帯、場所、困りごとを一文で書きます。例は『平日の昼に、子ども連れで落ち着いて食事したい人』のように具体化します。

  2. 02

    無料相談へ持っていく1枚を作る

    商品・サービス、価格、想定客、候補地、開始時期、自己資金、借りたい金額、困っていることをA4用紙1枚に書きます。完成した事業計画書は不要です。

  3. 03

    商工会と市役所に同じ内容を相談する

    商工会では計画と経営、市役所産業振興課では市の支援制度や行政窓口を確認します。相談日、担当、回答、次の期限をメモし、口頭だけで終わらせません。

  4. 04

    営業場所と許認可を先に確かめる

    飲食、美容、古物、建設、福祉、酒類販売などは許可・届出が関係します。候補物件の図面を持ち、保健所、警察、消防などへ契約前に確認します。

  5. 05

    売上と生活費を数字にする

    売上は『客数×客単価×営業日数』で考えます。仕入、家賃、人件費、光熱費、返済、税、社会保険に加え、自分の生活費も含めて必要な現金を計算します。

  6. 06

    補助金・融資・自己資金を組み合わせる

    補助金は後払いが基本で、採択されるとは限りません。先に支払う資金は、自己資金や融資で用意します。補助金だけを前提にした計画にはしません。

  7. 07

    商圏を曜日と時間を変えて歩く

    忍ケ丘駅周辺、国道163号沿い、田原地域などでは人の動きが違います。平日・休日、昼・夜、雨の日に、競合、駐車、段差、搬入、看板の見え方を記録します。

  8. 08

    開業手続きを同時に準備する

    税務、登記、社会保険、雇用保険、口座、会計、決済、保険、価格表示、キャンセル条件、個人情報管理を一覧にし、期限と担当窓口を決めます。

  9. 09

    開店前に小さく売って確かめる

    可能な業種なら、予約販売、試食会、イベント出店、モニター利用などで、価格と需要を確かめます。知人の感想だけで判断せず、実際に支払う人の反応を見ます。

  10. 10

    開業後は毎月、数字を持って相談する

    売上だけでなく、問い合わせ数、来店経路、客単価、粗利益、再来店、手元資金を確認します。資金が尽きる直前ではなく、違和感が出た時点で相談します。

証明書につながる市の支援

特定創業支援等事業を、先に受ける理由。

経営・財務・人材育成・販路開拓の4分野について、1か月以上にわたり4回以上の個別相談を受けるか、対象の創業セミナーで学び、市の証明書を受ける制度です。会社設立時の登録免許税の軽減、創業関連保証の特例、日本政策金融公庫の対象資金の利率引下げ、持続化補助金〈創業型〉の申請要件などにつながります。すべて別途条件・審査があります。

  • 経営顧客、競合、商品、運営方法
  • 財務必要資金、収支、資金繰り、会計
  • 人材育成採用、雇用、役割、労務管理
  • 販路開拓集客、広報、営業、継続利用

2026年8月14日確認

市・府・国の資金を、違いから理解する。

金額だけで選ばず、「返すお金か」「後払いか」「審査があるか」「支出前の申請が必要か」を確認します。受付・金利・保証料・締切は変わるため、申込直前に公式情報を再確認してください。

市内で創業する人

四條畷市 創業支援補助金

補助率75%・上限150万円

特定創業支援等事業の認定を受けた新規創業者が、認定専門家による事業計画に基づいて行う店舗改修費・設備導入費が対象です。交付決定前の発注・契約は避け、先に事務局へ相談します。

最新条件を確認
市内の新規・既存事業者

企業価値向上支援補助金

補助率50%・上限20万円

展示会、PR、人材確保、商品開発、法人設立などが対象です。既存事業者の店舗改修は上限50万円。対象経費と申請区分は支出前に確認します。

最新条件を確認
計画を専門家と作る人

事業計画策定支援補助金

補助率80%・上限15万円

中小企業診断士、税理士、認定経営革新等支援機関を活用した事業計画の策定費を支援します。専門家との契約前に対象要件を確かめます。

最新条件を確認
大阪府内で開業する人

大阪府 開業・スタートアップ応援資金

融資限度額3,500万円

開業前・開業後5年未満が対象の制度融資です。地域支援ネットワーク型は、金融機関や商工会等の3年間のフォローを受ける仕組みです。金利・保証料・自己資金要件は申込時点の公式条件を確認します。

最新条件を確認
創業前・創業直後の人

日本政策金融公庫の創業融資

相談・申込は守口支店へ

設備資金と運転資金を相談できます。補助金と違って返済が必要です。自己資金の蓄積、経験、売上見込み、見積書、資金使途を説明できるように準備します。

最新条件を確認
国の制度を横断検索

ミラサポplus・Jグランツ

募集回ごとに条件を確認

国の補助金は受付期間、対象、必要なIDが制度ごとに異なります。検索結果だけで判断せず、公募要領と申請締切を確認します。GビズIDの取得に日数がかかる場合があります。

最新条件を確認

申請前に、最初に確認

この制度を使えない人と、審査前に直すこと。

補助金の「申請資格」と、融資の「審査結果」は別です。まず市の現行補助制度で明記された対象外条件を確認し、その後に事業計画の弱い部分を直します。

申請資格

市の現行補助制度で対象外になる条件

  1. 01

    市内で事業をしない

    四條畷市内に事業所がなく、市内で新しく創業する予定もない場合は、市の現行補助制度の対象になりません。

  2. 02

    市への支払いに滞納がある

    市税など、市へ納めるべき金銭に滞納がある場合は対象外です。申請前に担当課で納付状況を確認します。

  3. 03

    暴力団等との関係がある

    役員や実質的な経営関係者が、暴力団・暴力団員・密接関係者に該当する場合は対象外です。

  4. 04

    対象外の業種に当たる

    風俗営業法に定める風俗営業や、それに類する業種は対象外です。業種名だけで判断せず、実際の営業内容を事務局へ伝えます。

  5. 05

    調査に回答できない

    交付前後や事業完了後に、市・事務局が行うアンケート等へ回答できない場合は対象外です。

  6. 06

    創業枠の必須準備がない

    創業支援補助金は、新規創業者であることに加え、特定創業支援等事業の認定と、専門家が認定する事業計画が必要です。

  7. 07

    同じ種類の補助を受けている

    2023年6月から2025年5月までに、市の設備導入・創業改修・法人設立費用の同種補助を受けた事業者は、同様の補助を申請できません。

  8. 08

    期限内に事業を終えられない

    現行制度は2026年12月31日までに補助事業を完了する必要があります。予算総額に達した場合は、それより前に受付が終了します。

審査準備

資格があっても、計画を見直したい状態

次の項目だけで自動的に不採択・融資不可になるとは限りません。ただし、金額や返済可能性を説明する資料が弱いままでは、審査する側が判断できません。

  1. 01

    希望額の内訳が曖昧

    『500万円必要』だけではなく、改装、設備、保証金、仕入、運転資金などに分け、見積書と金額を一致させます。

  2. 02

    売上の根拠がない

    売上を願望で書かず、客数×客単価×営業日数で計算し、席数、予約枠、見込み客、試験販売などの根拠を添えます。

  3. 03

    経験と事業がつながらない

    職歴、資格、修業、顧客との関係、協力者を整理します。経験が少ない場合は、研修や専門家の支援で不足を補う計画を示します。

  4. 04

    自己資金の経緯が説明できない

    残高だけでなく、毎月どのように貯めたかが分かる通帳の履歴を準備します。生活費まで事業に使い切らない計画も必要です。

  5. 05

    借入と支払いを整理していない

    住宅、車、カード、教育、既存事業などの借入残高と年間返済額を一覧にします。隠さず、開業後も返済できる月次計画に直します。

  6. 06

    物件・許認可が未確認

    候補物件で営業できるか、必要な許可が取れるかを契約前に確認します。融資が決まっても営業できない計画にはしません。

資金を得るための相談体制

一つの施設に任せず、5つの役割をつなぐ。

融資や補助金を確約できる施設はありません。最も現実的なのは、商工会を入口に、無料の専門相談で計画を直し、公庫・地域金融機関・保証協会へ同じ数字で説明する方法です。

  1. 01
    最初の交通整理

    四條畷市商工会

    事業の形、特定創業支援、市の補助金、地域金融機関との連携を整理する最初の窓口です。何を誰へ相談するか分からない段階から利用します。

    相談先・詳細を見る
  2. 02
    計画を何度も直す

    大阪府よろず支援拠点

    国が設置した無料経営相談所です。回数制限なく相談でき、売上、商品、価格、広報、資金繰りなどを専門家と具体化できます。融資の申込前に、計画の弱い部分を見つける役割です。

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  3. 03
    政府系の創業融資

    日本政策金融公庫 守口支店

    創業計画書を使い、設備資金と運転資金を相談します。予約相談では計画書のブラッシュアップも受けられますが、融資の可否は審査で決まります。

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  4. 04
    地域の金融機関

    枚方信用金庫 忍ケ丘支店

    市の創業支援計画に参加する金融機関です。大阪府制度融資、地域支援ネットワーク型、開業後の資金繰りを相談します。

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  5. 05
    保証付き融資の相談

    大阪信用保証協会

    創業者や中小企業の公的な保証人となり、金融機関からの借入れを支援する機関です。四條畷市の担当は門真支店で、開業資金の制度相談はサポートオフィスでも受け付けています。

    相談先・詳細を見る
最初の一歩

四條畷市商工会へ

まだ計画書がなくても、事業の案、自己資金、候補地、借りたい額、困っていることを1枚にして相談します。

計画を強くする

大阪府よろず支援拠点へ

公式に「何度でも無料」と案内されている相談所です。事業計画、売上、価格、広報、資金繰りを、課題に合う専門家と直します。

資金を申し込む

公庫・地域金融機関へ

申込先ごとに数字を変えず、同じ見積り、同じ売上根拠、同じ借入一覧で相談します。必要に応じて保証協会の制度を確認します。

資金調達の基本

補助金は、開業資金そのものではない。

一つに頼らず、自己資金、融資、補助、予約販売を役割で分けます。

01

自己資金

返済はありませんが、生活費まで使い切ると開業後の判断が苦しくなります。事業用と生活用の現金を分けます。

02

融資

先にまとまった資金を用意できますが、元金と利息を返します。売上が計画未達でも返済できるかを確認します。

03

補助金

対象経費の一部が後で支払われる制度です。審査、不採択、対象期間、先払い資金に注意が必要です。

04

予約販売・クラウドファンディング

需要を確かめながら資金を集める方法です。返礼、納期、手数料、表示義務、未達時の対応を計画します。

融資相談で慌てない準備

「何に、なぜ必要か」を8つの資料で伝える。

日本政策金融公庫は、創業計画書、設備資金の見積書、法人の登記事項証明書などを必要書類として案内しています。相談段階では、次の情報まで整理すると、計画の不足を具体的に直せます。

01事業の説明
創業する理由、商品・サービス、価格、顧客、販売方法、自分の経験
02資金の一覧
必要資金、自己資金、借入希望額、補助金を除いた先払い資金
03見積書
設備、内装、什器、車両など、借入金を使う物の見積り
04売上と経費
客数×客単価×営業日数、仕入率、家賃、人件費、返済、税・社会保険
05通帳・自己資金
自己資金を貯めた経緯と、家計・事業の支払いが分かる資料
06借入・返済
住宅、車、カード、教育、事業借入の残高、月額・年間返済額
07本人・経歴
本人確認書類、職歴、資格、許認可、研修・修業の資料
08法人・物件
法人は登記事項証明書。店舗型は候補物件の図面、賃料、保証金、工事条件

融資を断られたとき

急いで別の借入れへ進まず、計画を立て直す。

一度の否決は、事業そのものを全否定する意味ではありません。ただし、開業日だけを優先して借入先を探し続けると、返済負担が事業を圧迫します。原因を断定せず、修正できる順に確認します。

  1. 01

    理由を決めつけない

    金融機関は審査理由をすべて説明できない場合があります。まず担当者に、金額、計画、自己資金、経験、物件、返済計画のどこを改善できるか確認します。

  2. 02

    借りる額と開業規模を分け直す

    内装や設備を一度にそろえず、必須・後回し・中古やリースを検討する物に分けます。必要額を下げても営業できる形を作ります。

  3. 03

    売上の証拠を増やす

    予約、試験販売、見積依頼、顧客候補への聞き取りなど、実際の需要を示す記録を増やします。知人の応援だけを売上根拠にしません。

  4. 04

    専門家と数字を作り直す

    商工会と大阪府よろず支援拠点に、断られた計画と資料をそのまま持参します。都合の悪い数字も含め、月次の資金繰りを修正します。

  5. 05

    高金利の借入れを急がない

    開業日を守るためだけに、返済負担の大きい借入れへ進まないことが重要です。公的相談、規模縮小、開始延期を比較してから決めます。

失業・廃業・借金のあとから

生活を守りながら、仕事と事業を立て直す。

仕事や事業が一度止まっても、人生そのものの失敗ではありません。困りごとを「今日の生活」「住まい」「仕事」「借金」「事業」に分けると、使える制度と相談先が見えてきます。2026年8月14日時点の市・府・国の公式情報を、最初に動く順番で整理しました。

最優先

今日・今週の期限から守る。

食事がない、寝場所を失う、電気・ガスが止まる、医療を受けられない、裁判・退去・差押えの期限がある場合は、事業計画より先に生活と法的期限を守ります。

  1. 1日付を書く退去、支払、裁判、離職、廃業の期限を一枚に書く。
  2. 2新しい借入れを止める返済のための借入れや、広告だけで選ぶ債務整理を急がない。
  3. 3市へ電話する制度名ではなく「いつ、何が維持できないか」を伝える。
  4. 4仕事と事業を分ける生活費、求職、前事業の負債、新事業の資金を別々に整理する。
再起業の専用案内一度廃業した人の、相談する順番と7手順を見る
01
四條畷市

収入・家賃・生活費が持たない

失業、廃業、休業、病気、家族事情などが重なり、何から手を付けるか分からない人の総合入口です。制度名を決めてから行く必要はありません。

この支援でできること

  • 相談は無料・秘密厳守。電話、来所に加えて訪問相談も選べます。
  • 相談支援員が状況を整理し、就労準備、家計改善、住居確保給付金などを組み合わせた支援計画を一緒に作ります。
  • 家賃補助は要件を満たす場合に原則3か月、家主へ直接支給。家賃を下げるための転居費用補助も相談できます。

対象・審査・注意点

現金がその場でもらえる窓口ではありません。家賃補助や転居費用補助には収入・資産・求職活動などの要件があります。退去、電気・ガス停止、食料不足が迫る場合は、その日付を最初に伝えます。

用意できれば持っていく物

本人確認書類、通帳、給与明細・離職票・廃業届、賃貸借契約書、家賃や公共料金の請求書。そろわなくても、まず相談できます。

窓口で最初に伝える言葉

収入が減り、○月○日の家賃(または公共料金)が払えません。仕事・住まい・家計を一緒に整理してください。

02
四條畷市・社会福祉協議会

最低限の生活が保てない・一時的な資金が必要

食事、医療、住まいなど最低限の生活を維持できないときは、生活保護を含む公的支援を相談します。低所得、高齢、障がいのある世帯などは生活福祉資金の対象になる場合があります。

この支援でできること

  • 生活保護は、世帯の収入・資産・扶養・他制度などを確認し、最低生活費との差を基に判断される制度です。相談だけで申請を諦める必要はありません。
  • 大阪府生活福祉資金は、対象世帯へ資金の貸付と相談援助を行う制度で、資金の種類により用途・限度額・必要書類が変わります。
  • ほかの給付や貸付を先に案内される場合があり、民生委員が関わる場合もあります。

対象・審査・注意点

生活福祉資金は給付金ではなく返済が必要な貸付で、審査があります。社会福祉協議会は即日貸付できる資金はないと明記しています。今日の食事や寝場所がない場合は、その緊急性を市へ明確に伝えます。

用意できれば持っていく物

世帯全員の収入・預貯金、家賃、保険、借入れ、滞納、医療・介護費が分かる物。生活保護の相談は書類がそろっていなくても始められます。

窓口で最初に伝える言葉

現在の収入と預貯金では、食事・住まい・医療を維持できません。生活保護と利用できる給付・貸付を分けて説明してください。

03
四條畷市

働きたいが、応募や面接がうまくいかない

四條畷市民は、市の無料職業紹介を利用できます。高齢、ひとり親、障がい、病気、介護、長い離職期間などがあっても、仕事探しを一緒に整理できます。

この支援でできること

  • 四條畷市独自の求人とハローワーク求人を、希望する時間・場所・仕事内容に合わせて紹介します。
  • 履歴書の書き方、職歴の伝え方、面接の受け答えについて助言を受けられます。
  • 正社員だけでなく、子育てや介護と両立できる働き方、自分に向く仕事が分からない段階から相談できます。

対象・審査・注意点

予約制です。求人の採用や希望条件を保証する制度ではありません。勤務できる曜日・時間、通勤範囲、避けたい作業を曖昧にせず伝えます。

用意できれば持っていく物

職歴のメモ、資格、働ける曜日と時間、通勤方法、希望月収、配慮してほしい体調・家族事情。履歴書が完成していなくても相談できます。

窓口で最初に伝える言葉

仕事が長続きせず、応募しても採用につながりません。働ける条件の整理と、応募書類・面接から支援してください。

04
四條畷市

長く働いていない・人と関わることから不安

すぐ求人へ応募することが難しい人は、就労準備支援から始められます。ひきこもりの相談は年齢制限がなく、本人だけでなく家族からも相談できます。

この支援でできること

  • 生活習慣の改善、ボランティア体験、模擬面接、職場体験、就労体験を段階的に組み合わせます。
  • ひきこもり相談では、臨床心理士などが状況を聞き、医療、福祉、教育、就労の必要な機関へつなぎます。
  • 外出が難しい場合は、訪問による相談(アウトリーチ)も案内されています。家族だけの相談も可能です。

対象・審査・注意点

『すぐ働く』ことを最初の目標にしない場合があります。命に関わる緊急事態は相談予約を待たず119・110へ連絡します。

用意できれば持っていく物

一日の過ごし方、外出できる範囲、困り始めた時期、通院・服薬、過去にできた仕事や活動、本人と家族それぞれの希望。

窓口で最初に伝える言葉

今すぐ一般就労は難しいです。生活リズム、人との関わり、短い体験から始められる支援を相談したいです。

05
国・大阪府

経験や資格がなく、学び直して再就職したい

雇用保険を受けられない離職者、自営業を廃業した人、雇用保険の受給が終わった人、一定収入以下の在職者などは、求職者支援制度を使える場合があります。

この支援でできること

  • 無料の職業訓練を2〜6か月受講し、開始前・受講中・修了後もハローワークの就職支援を受けます。
  • 要件を満たす場合は月10万円の職業訓練受講手当、通所手当などを受給できます。給付要件を満たさなくても無料訓練のみ受けられる場合があります。
  • 大阪府には、事務・IT・介護・医療事務・デザインなどの離職者向け委託訓練や、より長期の公共職業訓練があります。

対象・審査・注意点

給付金は、本人収入月8万円以下、世帯収入月30万円以下、世帯金融資産300万円以下、出席など複数要件があります。コースへ直接申し込まず、先にハローワークで求職申込みと相談をします。

用意できれば持っていく物

本人・世帯の収入と資産、離職・廃業の状況、希望職種、通学可能範囲、育児・介護、PC環境、取得したい資格。

窓口で最初に伝える言葉

雇用保険を受けられません(または受給が終わりました)。生活を維持しながら受けられる訓練と給付要件を確認したいです。

06

退職後の生活費と、早期再就職の給付を確認したい

雇用保険の基本手当は、退職すれば自動的にもらえる制度ではありません。加入期間、離職理由、働く意思と能力、求職活動などから受給資格が判断されます。

この支援でできること

  • 原則は離職前2年間に被保険者期間12か月以上。倒産・解雇など一定の場合は離職前1年間に6か月以上が目安です。
  • 基本手当の支給日数を3分の1以上残して安定した職業に就き、ほかの要件も満たす場合、再就職手当の対象になることがあります。
  • 残日数が3分の2以上なら70%、3分の1以上なら60%を基本手当日額と残日数に掛けた額が算定の基本です。

対象・審査・注意点

基本手当の受給手続前に再就職すると、再就職手当を受けられません。自己都合退職の給付制限中に直接応募する場合など、紹介経路が要件になる期間があります。開業準備や自営業を始めた日は必ず申告します。

用意できれば持っていく物

離職票1・2、マイナンバー確認書類、本人確認書類、写真、本人名義の通帳等。最新の必要物はハローワークへ確認します。

窓口で最初に伝える言葉

退職日と離職理由は○○です。基本手当の手続と、再就職・開業した場合の申告日や再就職手当の要件を確認したいです。

07
四條畷市・国

借金・滞納・個人保証があり、次へ進めない

返済のために新しい借入れを重ねる前に、消費生活相談と法律相談を使い分けます。請求を放置せず、裁判所や債権者から届いた書類の期限を最優先で確認します。

この支援でできること

  • 市の消費生活センターは、多重債務や契約トラブルを専門相談員が整理し、必要に応じて弁護士紹介につなぎます。
  • 法テラスは、収入・資産が一定基準以下の人に無料法律相談を行い、要件を満たす場合は弁護士・司法書士費用の立替制度を案内します。
  • 任意整理、個人再生、自己破産、時効などは結果が大きく異なるため、広告だけで方法を決めず専門家へ資料を見せます。

対象・審査・注意点

消費生活センターは代理人として債権者と交渉する機関ではありません。法的手続の期限は相談予約を待っても止まりません。裁判所からの書類、給与・口座の差押え予告、住居退去期限があれば最初に伝えます。

用意できれば持っていく物

債権者名、残高、毎月返済、金利、契約日、保証人、滞納税・家賃、督促状、裁判所書類、家計、事業の借入れと個人借入れの区別。

窓口で最初に伝える言葉

借入れが○社、合計約○円あり、毎月の返済が収入を超えます。督促・裁判の期限も含め、選べる整理方法を確認したいです。

08
国の公的支援機関・大阪

事業の資金繰りが苦しい・廃業か再生か決められない

返済のための借入れを増やす前に、大阪府中小企業活性化協議会へ相談します。国の委託で大阪商工会議所が運営する、公正中立・秘密厳守の事業再生窓口です。

この支援でできること

  • 当面の資金繰りを確認しながら、収益力改善の行動計画を作る支援があります。
  • 事業に見込みがある一方で過剰債務がある場合、財務・事業調査、複数年の再生計画、金融機関調整を支援します。
  • 再生が極めて難しい場合は、保証債務なども含め、廃業後の生活・再挑戦を見据えた再チャレンジ支援を相談できます。

対象・審査・注意点

融資や返済猶予を保証する機関ではありません。資金が尽きる直前、税・社会保険・給与が払えなくなってからでは選択肢が狭まります。金融機関へ説明する前でも相談できます。

用意できれば持っていく物

直近3期の決算・申告、試算表、資金繰り表、借入一覧、返済予定、税・社会保険、売掛・買掛、担保・個人保証、主要取引先、今後13週間の入出金。

窓口で最初に伝える言葉

○月に資金が不足する見込みです。継続、返済条件変更、事業整理のどれが現実的か、金融機関へ話す前に整理したいです。

09
国・日本政策金融公庫

一度廃業したが、経験を生かしてもう一度事業を始めたい

日本政策金融公庫には、廃業歴等がある人の再起を支援する再挑戦支援資金があります。過去の失敗を隠す制度ではなく、原因と負債整理、新しい事業の見込みを説明する制度です。

この支援でできること

  • 新たに開業する人、または開業後おおむね7年以内の人で、廃業歴等がある個人・経営者が営む法人が対象候補です。
  • 設備資金と長期運転資金を相談でき、事業に係る保証債務の返済資金が対象になる場合もあります。
  • 前の事業で得た経験、廃業原因の改善、新事業の顧客・収支・返済可能性を審査で確認します。

対象・審査・注意点

廃業歴があれば自動的に利用できるわけではありません。廃業時の負債が新事業へ影響しない程度に整理される見込み、廃業理由・事情がやむを得ないことなど、すべての要件と審査があります。

用意できれば持っていく物

前事業の決算・申告、廃業届、借入・保証債務、廃業理由と改善策、新しい創業計画、見積書、自己資金の経緯、家計と返済の月次表。

窓口で最初に伝える言葉

過去に○○事業を廃業しました。負債の現状、廃業原因の改善、新事業の計画を見て、再挑戦支援資金の対象可能性を確認してください。

前の失敗を、次の計画に変える

一度うまくいかなかった人の、再起業7手順。

廃業や赤字を経験しても、再び起業を相談できます。ただし、失敗を隠して新しいお金を借りるのではありません。何が起き、何を変え、生活と返済をどう守るかを順番に整理します。

  1. 01

    生活費を先に分ける

    家賃、食費、医療費など、家族が暮らすお金を事業資金と分けます。生活が不安定なときは、福祉政策課や生活サポート相談を先に使います。

  2. 02

    前の事業で起きたことを書く

    『自分に才能がなかった』ではなく、売上、客数、価格、家賃、借入れ、閉めた理由を数字と事実で書きます。責任探しではなく、同じ失敗を防ぐための作業です。

  3. 03

    借金と個人保証を全部並べる

    金融機関、カード、税、家賃、取引先への未払いを分け、残高、毎月の返済、滞納、保証人を書きます。新しい借入れで古い返済を回す前に、活性化協議会へ見せます。

  4. 04

    今回は何を変えるか決める

    お客さま、商品、価格、場所、家賃、人員、営業時間のうち、前回と変える点を決めます。『今度は頑張る』ではなく、数字と行動で説明します。

  5. 05

    小さく売って確かめる

    すぐに物件を借りたり高い設備を買ったりせず、予約販売、短期出店、試作品、少数の受注などで、本当に買う人がいるか確かめます。許可が必要な業種は販売前に窓口へ確認します。

  6. 06

    同じ計画を二つの窓口で直す

    四條畷市商工会で地域・制度・手続きを、大阪府よろず支援拠点で価格・売り方・収支を確認します。窓口ごとに違う数字を出さず、同じ一枚の計画を直します。

  7. 07

    最後に資金を相談する

    生活、前の負債、新しい計画を整理してから、日本政策金融公庫守口支店へ相談します。再挑戦支援資金は利用できる可能性がある制度で、申込みには要件と審査があります。

全員が5か所へ行く必要はありません

相談する順番を、5つに分ける。

借金や個人保証が残っていない人は02・03を飛ばせます。反対に、裁判や返済の期限がある人は、事業計画より02・03を先にします。

01最初の相談
四條畷市商工会

新しい事業の案を一枚にし、市の創業支援、許認可、地域の金融機関へつなぐ入口です。まだ計画書が完成していなくても相談できます。

02前の借金・保証が残る人
大阪府中小企業活性化協議会

前の会社や事業の借金、個人保証、廃業・再生の順番を、公正中立の立場で整理する公的な窓口です。資金が尽きる前に相談します。

03個人の借金・法的な期限がある人
法テラス大阪

督促、裁判、差押え、自己破産・個人再生など、法律の判断が必要なときの入口です。収入・資産などの要件を満たす人には無料法律相談等があります。

04計画と売り方を直す
大阪府よろず支援拠点

価格、集客、売上予測、資金繰りなどを無料で相談できる経営相談所です。前回と同じ計画になっていないか、第三者の目で確認します。

05資金を相談する
日本政策金融公庫 守口支店

再挑戦支援資金を含め、新しい事業に必要な設備資金・運転資金を相談します。廃業歴だけで決まる制度ではなく、負債の整理見込みと新事業の見込みなどを確認する審査があります。

相談前にA4用紙1枚で作る

「前回・今回・根拠」を横に並べる。

説明は長い反省文ではなく、変えたことが一目で分かる表にします。分からない欄は空想で埋めず、窓口で一緒に考えます。

確認すること前回今回根拠
お客さま起きた事実変える内容誰を想定し、実際に何人へ聞いたか
商品・価格起きた事実変える内容なぜその内容と価格なら選ばれるのか
固定費起きた事実変える内容家賃、人件費、返済をどこまで小さくしたか
売上の証拠起きた事実変える内容予約、試験販売、見積依頼などが何件あるか
運営方法起きた事実変える内容一人で抱えず、誰が会計・営業・現場を確認するか
負債と生活起きた事実変える内容古い負債の整理見込みと、家族の生活費をどう守るか

借りることをゴールにしない

今は借りてもよい準備か、まだ借りない状態か。

相談を前へ進めやすい準備
  • 前の借金、税、保証、滞納を一覧にして相談先へ見せた
  • 売上が計画の半分でも、家族の生活と返済を続けられる
  • 試験販売や予約など、買う人がいる根拠がある
  • 見積書があり、必要額を『一式』ではなく項目ごとに説明できる
  • 借りられなかった場合に、小さく始める別案がある
いったん契約・借入れを止める状態
  • 新しい借入れを、古い借金の返済だけに使おうとしている
  • 前回と同じ店、価格、家賃、売り方のままである
  • 『たぶん売れる』以外に、客数や売上の根拠がない
  • 融資や補助金が決まる前に、物件契約や設備発注を急いでいる
  • 税、社会保険、カード、個人保証などを申告せず進めようとしている
窓口で、このまま読めます

「以前、○○の事業を廃業しました。原因は○○で、今も残る借金・保証は○○です。今回は○○を変えます。再挑戦支援資金を含め、生活を守りながら相談する順番を教えてください」

書類がなくても相談は始められる

集められる物から、6つに分ける。

全部そろうまで待つ必要はありません。まず予約し、持っている物だけで相談を始めます。

01期限がある通知
退去、停電、差押え、裁判、税・保険、返済など。封筒も捨てず、期限が近い順に並べます。
02家計の全体
世帯の収入、預貯金、家賃、公共料金、保険、食費、医療、教育、毎月返済を1枚にします。
03仕事の状況
離職日・理由、離職票、雇用保険、職歴、働ける時間、病気・育児・介護などの制約を書きます。
04借入れの全体
事業・住宅・車・カード・税・家賃を分け、債権者、残高、月額、滞納、保証人を一覧にします。
05事業の資料
決算・申告、試算表、通帳、借入一覧、資金繰り、見積書、前事業の廃業理由と新計画を用意します。
06相談記録
相談日、窓口、担当者、言われたこと、提出物、次の期限を残し、同じ説明を何度もしなくて済むようにします。

四條畷市が公表した8つの実例

経営課題から、投資後の変化まで。

市の過年度制度を利用した8事例を、業種名だけではなく「何に困っていたか」「何を変えたか」「市の資料にどのような変化が記録されているか」の順で整理しました。8事例すべてが事業計画策定支援を併用しています。設備や広告を先に選ぶのではなく、専門家と課題・顧客・営業方法を整理した点が共通しています。

四條畷市内で商圏調査の起点となるJR忍ケ丘駅前
JR忍ケ丘駅 Photo: Nankou Oronain · CC BY-SA 3.0

制度全体の実績

申請件数と、実際に交付された件数は別です。

令和5年6月から令和7年5月までの市公表値です。「交付済」は支払いまで完了した件数で、事業の成功率を示す数字ではありません。

設備導入支援

申請
33件
交付済
10件
交付総額
40,850,111円

販路開拓支援

申請
22件
交付済
16件
交付総額
1,726,523円

事業計画策定・既存事業者

申請
26件
交付済
23件
交付総額
2,281,818円

新規創業改修等支援

申請
16件
交付済
14件
交付総額
18,648,506円

創業支援

申請
13件
交付済
11件
交付総額
1,636,916円

事業計画策定・新規創業者

申請
17件
交付済
14件
交付総額
1,399,000円

市の事例資料では、個別の事業者名・住所・補助額・売上増加額は公表されていません。このページでも推測で補っていません。

01
設備導入支援+事業計画策定支援

飲食業・ラーメン店

始める前の経営課題

  • 厨房の生産能力が低く、自家製スープの生産量が売上の制約になっていた。
  • 閉店後・開店前・休日明けの仕込みが長時間化し、心身の疲労が積み重なっていた。

実際に取り組んだこと

  • セントラルキッチンを設け、製造と店舗での販売を分けた。
  • 中小企業診断士の助言を受け、経営戦略と働き方改革を一緒に整理した。

市資料に記録された変化

  • 調理スタッフを採用・育成しやすくなり、人員を効果的に配置できる体制になった。
  • 専用スペースの確保により、廃棄していた鶏ガラをペットフード用に加工・販売できるようになった。
  • 経営と職場環境の両面から課題を明確にし、解決までの道筋を立てた。
02
販路開拓支援+事業計画策定支援

教育・学習支援業・そろばん塾

始める前の経営課題

  • 少子化やそろばん離れにより、これまでの保護者の口コミだけでは新しい受講生が集まりにくくなっていた。
  • 今後、誰にどの方法で教室を知ってもらうか、方向性を決められずにいた。

実際に取り組んだこと

  • 教室の情報をいつでも確認できるWebサイトを作り、近隣家庭へチラシを配布した。
  • 専門家と、オンライン・オフラインの両方を使う集客計画を作った。

市資料に記録された変化

  • Webサイトで常時案内できる環境と、地域へ直接知らせる手段をそろえた。
  • これまで行っていなかった広告の必要性を認識し、継続して周知する計画に変えた。
03
設備導入支援+販路開拓支援+事業計画策定支援

農業

始める前の経営課題

  • 斜面の整備は身体への負担が大きく、作業効率も良くなかった。
  • 下田原産の小麦を知ってもらい、地域産品としての良さを伝える必要があった。

実際に取り組んだこと

  • ラジコン草刈り機を導入し、斜面での草刈り方法を変えた。
  • 試験栽培中の小麦を紹介するパンフレットを作り、専門家と営業活動を含む事業計画を作った。

市資料に記録された変化

  • 斜面に沿った草刈りを、以前より行いやすく短時間で進められるようになった。
  • 設備、生産、地域産品の伝え方、売り方を別々にせず、一つの計画として整理した。
04
創業改修支援+創業支援+事業計画策定支援

医療・福祉・訪問介護施設

始める前の経営課題

  • 既存の整骨院を改装し、訪問介護施設として新たに開設する計画だった。
  • 訪問介護施設の認可に必要な設備を整える必要があり、創業時の設備資金も不足していた。

実際に取り組んだこと

  • 車椅子対応トイレ、出入口のスロープ、室内の手すりなど、サービス提供に必要な環境を整えた。
  • 法人を設立し、ホームページを作成。専門家と事業計画を作った。

市資料に記録された変化

  • 訪問介護施設としての法人設立と、利用者を受け入れる環境整備を進めた。
  • 改修、法人化、広報、事業計画を一続きの開業準備として実行した。
05
創業改修支援+事業計画策定支援

製造業・精密機械組立

始める前の経営課題

  • 勤務先の支援を受けて独立したものの、作業場所と資材・製品の保管場所を確保しにくかった。
  • 製品の品質と生産性が思うように上がらず、法人化を取引登録の条件とする取引先への対応も必要だった。

実際に取り組んだこと

  • 作業所と事務所にそれぞれブースを設けて動線を整理し、専用の作業台を設置した。
  • 専門家と事業計画を作り、法人として事業を開始した。

市資料に記録された変化

  • 作業品質と生産性が向上し、職場環境も改善した。
  • 従業員を雇用できる環境が整い、新規採用へ向けた準備を進められるようになった。
06
創業改修支援+創業支援+事業計画策定支援

飲食業・親子向けカフェ

始める前の経営課題

  • 四條畷市内には、子ども連れの主婦が利用しやすい飲食店が少ないという地域の困りごとがあった。
  • 親子が過ごしやすい店にするため、店内改修と厨房作業の省力化が必要だった。

実際に取り組んだこと

  • 親子が過ごしやすい空間へ改装し、機能的な厨房機器を導入した。
  • チラシとフリーペーパーで開店を知らせ、専門家と営業活動を含む事業計画を作った。

市資料に記録された変化

  • 居心地のよい空間と、厨房の作業負担を抑えられる環境を整えた。
  • 子ども連れの主婦だけでなく、商店街関係者や市外からの来店もあり、市資料では想定以上の集客につながったとされている。
07
設備導入支援+事業計画策定支援

飲食サービス業・食品製造

始める前の経営課題

  • 新型コロナウイルス感染症の影響で飲食店の売上が低迷し、新しい事業として冷凍食品の取り扱いを検討していた。
  • 冷凍食品を適切に保管する場所が不足していた。

実際に取り組んだこと

  • プレハブ冷蔵庫を設置し、冷凍食品を保管・管理できる環境を作った。
  • 中小企業診断士と事業計画を作り、経営戦略と省エネ・再エネ設備の導入を一緒に検討した。

市資料に記録された変化

  • 冷凍食品を適切に保管・管理でき、品質維持と生産性向上を見込める体制になった。
  • 既存の飲食店とは異なる収益の柱を考え、経営と環境の両面から今後の戦略を整理した。
08
創業改修支援+創業支援+事業計画策定支援

サービス業・メイクセラピー

始める前の経営課題

  • 介護福祉分野の専門サービスを、動画で分かりやすく顧客へ伝える必要があった。
  • ホームページやSNSの閲覧数が伸び悩み、認知度と顧客を増やす方法に課題があった。

実際に取り組んだこと

  • 撮影・編集設備を購入し、施術過程の動画にテロップを入れた。
  • 公式サイトとInstagramの自動連携、特設サイトを用意し、専門家と営業活動を含む事業計画を作った。

市資料に記録された変化

  • 高画質で内容が伝わりやすい映像サービスを提供できるようになった。
  • 市資料では、サイト整備によりフォロワー数と閲覧数の増加を見込める状態になったとされている。

物件契約・改装の前に

業種ごとの許認可と手続き窓口。

同じ「店」でも、売る物、作る物、サービス内容によって必要な手続きは変わります。曖昧なまま工事を始めず、業務内容を文章と図面で伝えます。

01四條畷保健所 衛生課

飲食店・菓子製造

飲食店営業や食品製造は許可・届出が必要です。厨房工事の後では直せないことがあるため、候補物件の図面を持って改装前に相談します。

02四條畷警察署

古物・中古品の買取販売

中古品の仕入れ・買取・販売では古物商許可が必要になる場合があります。ネット販売でも該当することがあるため、取扱方法を具体的に伝えます。

03大阪法務局 東大阪支局

会社・法人の登記

四條畷市の商業・法人登記を管轄します。会社の形、商号、本店、目的、資本金、役員、決算期を決め、定款と登記書類を準備します。登記手続案内は予約制です。

04門真税務署

税務・インボイス・青色申告

個人と法人で提出書類や期限が違います。青色申告、給与支払、源泉所得税、消費税を、開業日と雇用予定に合わせて確認します。

05ハローワーク門真

採用・雇用保険

人を雇う前に、労働条件通知、最低賃金、労災・雇用保険、社会保険を確認します。求人票は仕事内容と賃金だけでなく、勤務時間や休日も正確に記載します。

06まず商工会・市産業振興課

建設・美容・福祉・酒類など

業種、作業内容、顧客、営業場所によって窓口が変わります。『○○業です』だけでなく、実際に何をするかを書いて、必要な許可と相談先を切り分けてもらいます。

相談前に書ける事業計画

きれいな資料より、数字の根拠。

最初から完璧な計画書は不要です。次の8項目を1枚にまとめれば、相談時に「決まったこと」と「未確認のこと」を分けられます。

お客さま
いつ・どこで・何に困っている人か。人数の根拠は何か
提供価値
既存の店や方法ではなく、あなたを選ぶ具体的な理由
販売方法
店舗、訪問、予約、通販、法人契約など、売上が立つ経路
月間売上
客数(件数)×客単価×営業日数。席数や予約枠などの根拠
毎月の支出
仕入、人件費、家賃、光熱、通信、広告、決済手数料、返済
開業資金
設備、改装、保証金、在庫、許認可、広報、当面の運転資金
生活資金
売上が安定するまでの家賃、食費、保険、教育費など
未達時の対応
売上が計画の半分だったとき、何を減らし、いつ相談するか
売上の基本式客数 × 客単価 × 営業日数

希望額ではなく、席数、対応件数、予約枠、通行量、既存顧客などから客数の根拠を作ります。

四條畷市内のJR忍ケ丘駅前
JR忍ケ丘駅 Photo: Nankou Oronain · CC BY-SA 3.0

四條畷での現地調査

地図と人口だけでは、商圏は分からない。

駅周辺、幹線道路沿い、山側、田原地域では、徒歩・自転車・車の比重や、人が動く時間が異なります。営業予定と同じ曜日・時間に歩き、写真と数字を残します。

  • 朝・昼・夕方・夜の人通りと車の流れ
  • 子育て世帯、高齢者、通勤者など利用者の姿
  • 競合店の価格、混雑、強み、まだ満たされていない需要
  • 駐車・駐輪、段差、雨の日の動線、看板の見え方
  • 近隣の施設、史跡、飲食店と連携できる可能性
  • 配達・搬入車両の停車場所、騒音、におい、ごみ置場

初回相談に持っていく物

完成していなくてよい。分かる範囲で用意する。

事業の説明1枚

誰に、何を、いくらで、どこで、いつから提供するか。

自分の経験

仕事、資格、技術、顧客候補、協力者、創業する理由。

資金のメモ

自己資金、借入希望、設備・改装見積、毎月の生活費。

候補物件

住所、募集図面、用途、面積、家賃、保証金、改装条件。

売上の計算

客数×客単価×営業日数。客数をそう考えた理由。

質問一覧

補助、融資、許可、税、雇用など、分からないことを箇条書き。

相談記録

日付、担当者、回答、次にすること、期限を毎回記録。

身分・履歴資料

相談先の案内に応じ、本人確認書類、通帳、職歴などを用意。

出典と確認日

制度・住所・電話は、公式情報で確認。

掲載内容の確認日:2026年8月14日。補助金の受付、金利、審査、必要書類、対象経費、窓口の受付時間は変更される場合があります。このページで選択肢を理解し、申請・契約の直前に各公式情報で最終確認してください。